☆小説2☆
□Only Sweet
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「カカシ上に〜ん」
いつものように、キバがカカシの元へ遊びにきた。
「あぁ、キバ君」
カカシもいつものように笑顔で振り向き、キバをむかえる。
「一緒に赤丸の散歩いかねぇ?」
「うんいいよ〜。じゃ行こっか」
二人つれだって仲良く部屋を出ていく。
外は穏やかに晴れて、散歩日和り。
二人は並んで歩き、たわいもない話をして笑いあう。
「え、カカシ上忍もそう思ってた?やっぱ忍犬のフードはあの店のが一番だよなぁ」
「うん。あ、でも最近別の良い店も見つけたんだよ。今度一緒に買いに行こっか?」
「行く行く〜!じゃあ明日行こうよ!」
「行動が早いねキバ君(笑)うんじゃあ明日行こうね」
「うん!やったぁ!カカシ上忍とお出かけだぁ」
明日の約束も取り付け上機嫌なキバと、そんなキバを微笑ましく眺めるカカシ。
と、二人の前を楽しげに駆ける赤丸。
和やかに散歩の時間が過ぎていった。