☆小説2☆

□dolls
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俺とシノは、恋人同士。
…と表向きはそうなってる。
でも、本当はそうじゃない。


俺は、シノの……







dolls







「キバ、もっと動けないのか?」
「ぁっ、ご…ごめんなさい…」

今日も今日で、シノに叱られる。
俺は騎乗位で喘ぎ続ける。シノのモノが気持ち良すぎて、つい自分で動く事を忘れてしまう。
その度にシノに叱咤され、その言葉でさえも感じ入ってしまう自分がいて。

黒い目隠しをされて犯されても、雌犬と嘲笑されても、手を縛られ放置されても、どれも俺には全てがシノの愛に感じられた。
愛されてる自分を、信じた。
どんなにヒドイ事をされても、その間はシノの心は俺にむいてると。


シノを独占できる自分、自分を独占してるシノ。


その感覚だけで俺は幸せだった。
一途にシノだけに、身体を捧げ続ける毎日だった。




ところがある日。


「え…?カカシ上忍が俺を…?」

突然の上忍からの呼び出し。

「うん…呼んできてくれない…?って、言われて…」

おずおず伝言を話すヒナタを置いて、カカシ上忍が居ると聞いたアカデミー裏の倉庫へ。
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