☆小説☆

□お願いティーチャー
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アカデミーで、中間試験が終わった。
皆、なかなか良い出来に笑みが零れる。…ナルトとキバを除いては。



「うわーマジやばいってばよ!」
「つか俺らだけかよ追試!」
赤点の答案を見ながら、二人はギャーギャー喚く。
「お前らは実技はまぁイイとして…学力をつけなきゃな」
苦笑しながらイルカが二人をなだめる。
「つかムズカしすぎだっつの!こんなの分かる訳がねー」
「そうだってば!イルカ先生意地悪だってばよ!」
抗議は止まない。そのうちにイルカは提案を。
「じゃあ…、追試までお前ら一人でやるのは不安だろうから…講師をつけよう!
 そうだな、キバにはシノ。ナルトにはサスケでどうだ?」
笑顔満点で話すイルカ。ナルトはブーイングの嵐だが、キバは素直に頷く。
シノは、あぁ見えて案外頭がイイ。今回もクラスでサクラ、サスケに続き3位だったのだ。
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