☆小説☆

□不眠夜
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ある夜。


「…シノぉ。もう寝た??」
キバが布団に包まりながら、隣に寝るシノに話し掛ける。
「…今寝る所だった…。さっきから3回目だぞキバ…。俺は眠いんだ…寝かせてくれ…」
と、シノはさっきから続くキバの同じ質問にため息をつきながら答える。

「だって寝れねーんだもん。不眠症なのかな俺。どーやったら眠れるんだ?」
「知らん…とにかく明日は任務だから早く寝ろ…支障をきたす…」
シノはもう半ば夢の中。一人目が冴えているキバは面白くなく。
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