DEATH BOOK

□鎖愛
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『……くん』

誰?
誰かわからないけど懐かしい声

『月くん、久しぶりです』
り、竜崎!!

『竜崎……いや、L』
『月くん、私は貴方に言いたいことがあります』

いつもの格好で、目の下は隈、手には棒付キャンディーをもってる竜崎は舐めていたキャンディーを口から離し僕の方に近寄ってきた

『竜崎、お前、何でここに?』

『私だってここに居たくているわけではありません。』

『え?』

『私は、死んで『あの世』に行く予定でしたが……』
僕の前に立った竜崎がおもむろに手首をみせてきた


竜崎の手首には鎖がついていた
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