DEATH BOOK
□逆襲という名の嫌がらせ
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AM9:00
「おはよう竜崎、今日も素敵だよこのまま僕と新世界を創設しないかぃ?」
「………嫌です。いつも言ってますが、気持ち悪いです。」
ここまでは順調だ
「ははっ、照れちゃって可愛い奴だなぁ、竜崎は」
「本気で嫌なんです近寄らないで下さい。」
よし、後一押し、夜神月よ…
「さぁ、僕の胸の中に」
ガバッ
フフフ…引っかかったな夜神月……
お前が私に抱きついてきたその瞬間を私は待ってたんです。
ギュッ………
「………ん?竜崎いつもなら抵抗してくるのに、やっと僕の気持ちを受け取ってくれるのか」
「………月くんお願いがあります」
「なんだ?なんなりと?」
「チョコが食べたいです。銀座のチョコが……」
さぁ、外に出るんだ夜神月
「よし!竜崎の為ならどこにでも行くぞ!…………待ってろ!竜崎!」
ガチャン
「ん?月はどこに行ったんだ?」
「あぁ、月くんなら外に行きました」
計画通り………フフフ
さぁ、夜神月。私の逆襲思い知れ!