DEATH BOOK
□妄想ならまだ許せます。
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「竜崎好きだ ー!愛してる」
いつもと変わらない捜査本部
いつもと変わらない月の
Lこと竜崎への愛の告白
そんな光景に誰一人として驚く者はいなかった……
もう見慣れてしまったのである
しかし、月は深く悩んでいた
『どうして、竜崎は僕に夢中になってくれないんだ?』
月はその辺にあった資料をペラペラと捲りながら1人悶々と考えていた………
『毎朝僕は竜崎に愛の言葉を囁いてるのに……まっまさか、僕の容姿が気にくわないとか!?………いやいや僕の容姿に勝る者は世界中を探してもいないだろう……ふふっ』
今の月は気持ち悪いほどの笑顔だ