DEATH BOOK
□盗撮者はどこにいった?
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「竜崎ー!どこだ竜崎!」
いつも冷静な月なのに今日の月は誰が見てもキラじゃないか?というような顔をして竜崎を探していた。
「ど、どうしたの?月くん…キラみたいな顔をして」
「あぁ!?今、なんていった松田ぁ?僕がキラ?死にたいのかい?」
グイッと胸ぐらを掴まれた松田は泣きそうな顔をしながら近くにいた人達に助けを求めたが誰も松田と目をあわせることはなかった…
「ら、月くん、誰か探してるの?」
「竜崎の馬鹿野郎を探してるんですよ!知りませんか!」
少し我にかえった月…しかしその目は怖いままだった
「竜崎がなんかしたの?あっ、朝からみてないけど…」
「チッ!逃げたか」
胸ぐらを掴んだままの手を離し近くにあったソファーに座った