DEATH BOOK

□捜査本部は平和です
1ページ/2ページ



「僕はキラじゃない!」

「いいえ、月くんはキラです」

「なんで、そんな事ばっかいうんだ!そんなにキラだというなら僕の目をみていってみろ」

「……………」

「どうだ竜崎、僕が嘘をついてるとでも言いたいのか」
「どうみたってキラじゃないですか」

「……」

「これは決定事項です。もう諦めて下さい。」

「……グズ」

「泣かないでくださいよ。」



そんな2人を見ていた松田

「あの〜ワタリさん」

「なんですか?松田さん」
「あの2人はなにをやってるんですかね?」

するとワタリは松田にコーヒーを渡しながら

「あれは、月さんがご自宅から持ってこられた人生ゲームをやっているのですよ」

「へっ?人生ゲーム?」

「はい、それの名前を入力する際に竜崎が月さんの名前を『キラ』とつけたとこで喧嘩がはじまった模様です」


「そんな事で……」



*******

「月くん、キラだと認めてください」


「絶対いやだ!」



そんな2人をみながら松田は

「今日も平和だなぁ」
と思った。

ある日の午後…………



END→後書き
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ