DEATH BOOK
□捜査本部は平和です
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「僕はキラじゃない!」
「いいえ、月くんはキラです」
「なんで、そんな事ばっかいうんだ!そんなにキラだというなら僕の目をみていってみろ」
「……………」
「どうだ竜崎、僕が嘘をついてるとでも言いたいのか」
「どうみたってキラじゃないですか」
「……」
「これは決定事項です。もう諦めて下さい。」
「……グズ」
「泣かないでくださいよ。」
そんな2人を見ていた松田
「あの〜ワタリさん」
「なんですか?松田さん」
「あの2人はなにをやってるんですかね?」
するとワタリは松田にコーヒーを渡しながら
「あれは、月さんがご自宅から持ってこられた人生ゲームをやっているのですよ」
「へっ?人生ゲーム?」
「はい、それの名前を入力する際に竜崎が月さんの名前を『キラ』とつけたとこで喧嘩がはじまった模様です」
「そんな事で……」
*******
「月くん、キラだと認めてください」
「絶対いやだ!」
そんな2人をみながら松田は
「今日も平和だなぁ」
と思った。
ある日の午後…………
END→後書き