DEATH BOOK2

□陽が射す時
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『止まない雨はありません』


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




いつもの捜査本部、月はキラ捜査の資料を片手にパソコンをいじっていた

一方、竜崎はいつもの通り変な座り方をしながら机にある沢山のお菓子をつまみながら窓の外をみていた。

「雨、止みませんね」

不意に竜崎が口を開いた
竜崎の背中側でパソコンをしていた月は

「あぁ、明日の朝まで雨止まないみたいだぞ?」

「そうですか……」


今、捜査本部内に聞こえてくる音は

パソコンの音と


雨の音だけだった



「暇ですね?月くん」

顔を窓の方を向きながら、竜崎は月に話し掛ける

「暇なら、少しは捜査に協力してくれないか?竜崎」「捜査に協力してますよ」
「どこがだ!!お菓子食べてるだけだろ!?」
今言える、精一杯の嫌味を竜崎にぶつける


すると




ジャラ………




「月くんを監視してますこれも捜査の一貫です。」
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