DEATH BOOK
□殺意を抱く程の愛情
2ページ/4ページ
「……ざき?」
夜神月
「竜崎!?」
「なんですか?月くん」
「どうしたんだよ竜崎?ボーッとして」
気怠い体を起して、近くにあったコーヒーカップに手をのばしながら
「キラのことを考えてました」
そういうと夜神月は私を睨むように見た
「…月くん、私は今まで色んな事件を扱ってきましたが、キラ事件程、私を夢中にさせた事件はありません」
「そうか、なら早くキラを捕まえないとな…」
竜崎はコーヒーを啜る手を止め
「もう捕まえました」
コーヒーを置き月を真っ直ぐみた