DEATH BOOK

□殺意を抱く程の愛情
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「……ざき?」


夜神月


「竜崎!?」


「なんですか?月くん」

「どうしたんだよ竜崎?ボーッとして」

気怠い体を起して、近くにあったコーヒーカップに手をのばしながら

「キラのことを考えてました」

そういうと夜神月は私を睨むように見た

「…月くん、私は今まで色んな事件を扱ってきましたが、キラ事件程、私を夢中にさせた事件はありません」

「そうか、なら早くキラを捕まえないとな…」

竜崎はコーヒーを啜る手を止め

「もう捕まえました」

コーヒーを置き月を真っ直ぐみた
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