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□2006年9月24日
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「特番「GARNET CROW Special〜THE TWILIGHT VALLEY〜」
番組DJ 平野智一さん

平「GARNET CROW ボーカル、ソングライティングの中村由利さんです!よろしくお願いします!」
由「よろしくお願いします。」
平「今までの5年間を振り返ってみたいと思うんですけども。ルーツを探ろうかなと思いまして。まず伺いたいのが、バンドの結成のきっかけ。メンバーとはどのようにして出会ったのですか?」
由「同じスタジオに出入りしてて、そこから、スタッフの知り合いとか、知り合いの知り合いっていう風に、繋がっていって、ちょっと組んでやってみようかみたいな話になって結成をしたんですけどね。」
平「メンバーそれぞれの印象を教えて頂けます?まずはキーボードのAZUKIさん。」
由「AZUKIさんは、とてもお茶目な方だなぁ〜と。今でもそれは変わらないですけど。非常に可愛らしい感じを醸し出してたですね。」
平「じゃ、同じくキーボードの古井さん。」
由「古井さんは、大きいな〜〜!っていうのが第一印象(笑)」
平「体も心も大きいなぁ。」
由「そうですね。心も大きいと!!そうしましょう(笑)」
平「そうしましょう(笑)今、決定!みたいな。」
由「(笑)」
平「じゃ、ギターの岡本さんの第一印象はどうでした?」
由「当時は、髪型がドレッドヘアーだったので。かなりボンバーヘアーなんで、それに、おうっ!!ってビックリしたのが有りますね。虫とか住んでないかなぁ…みたいな(笑)」
平「(笑)それは大丈夫でしょう!!」
由「大丈夫かぁ(笑)」
平「今から6年前に結成されたと。この名前の由来も教えて頂けますか?」
由「最初に、ガーネットっていう宝石が有るんですけどね、赤色の深〜い色の石なんですけど。その言葉の響きと色味が綺麗で、GARNETっていうのを付けたいなぁと思って、そこでいろいろ試すうちに、CROWが一番しっくりくるかなぁと、ちょうどいいかなぁと思って付けました。」
平「音楽性はデビュー当時と比べて。」
由「自分達の意識では変わってないですね。逆に言うと、変えたくないというか。自分達の音楽性というか、やりたい事をデビュー当時と変えたくない。常に皆さんのスタンダードになるような曲を書き続けていきたいっというが、ずっとモットーで活動してきたので。やっぱり、そのポリシーは曲げないでいきたいなと。ただ、デビュー当時より、たくさん引き出しは出来たと思うんですけど。例えば、ラテン調の曲であるとか、バラードもやれば、アップテンポのナンバーもやるみたいな。そういう、幅の広さみたいなのは、デビューより出てきたと思うんですけど、根底に有るものは動かないし、変えたくないですね。」
平「ず〜っとファンの方はね、そのままのGARNET CROWを楽しめるという訳なんですよね。」
由「はい。」
平「アルバムがリリースされますが、その前に怒涛の3ヶ月連続シングルリリース。精力的に活動してますね。」
由「そうですね。結果的に、そういう事になっちゃって、自分達も驚いてるんですけど。3ヶ月連続って、別に狙って決まった訳じゃなかったので。それぞれの曲が出来て、シングルにしようと決まって、それぞれの曲のリリース日が上がってきて、並べてみると、『3ヶ月連続じゃない?これ。』って感じだったので、大丈夫かな…っていうのが、自分達の(笑)」
平「締め切りとかじゃなく、『さぁ、この曲、作ろう!』と思って作ったりするんですか?」
由「『夢・花火』は、1年前に1回出来上がってた曲ではあったんですけど、ピンとくるものが無かったので、もうちょっと練り直してみようと思って、アレンジなどを練り直して、やっと自分達の納得いくものが出来たので、晴れてリリースという形で決まったし、」
平「はい。」
由「『今宵エデンの片隅で』は、アニメの主題歌で使って頂いてたんですけども、そちらのスタッフの方から、『明るいノリの曲を作って欲しい。』と依頼が有って、作らせて頂いた曲だったりとか。」
平「うん。」
由「なんか、まちまちで。オーダーが有って作らして頂く場合と、前から作ってた曲だったり。『まぼろし』も一応アルバムに置いてた曲だったんですけど、その曲がドラマのスタッフの方の耳に入って、使って頂く事になったみたいな。ほんとに、全部が同時進行くらいで、バババッと決まっていっちゃった。」
平「だから、7,8,9月と決まっていった訳なんですね。中村さん的にね、作曲する環境って、どんな所で、作ったりするんですか?」
由「ピアノ、キーボードで作るのが多いですね。ごくまれに、浮かんできたフレーズとかを、ちょっとメモにメロディとか書いておいて、後で家でまとめたりとか有りますけど、だいたいはピアノの前に座って書く事が多いですね。」
平「そうやって、生まれてきた訳なんですね。オリジナルアルバムとしては、2年ぶりのリリース。」
由「そうですね。だいぶお待たせした感じで。申し訳ないですが。」
平「ほんまですよぉ。」
由「(笑)お待たせです。」
平「中村さん本人では、『長かったなぁ。』ですかね。」
由「そうですね。去年がデビュー5周年で、ベストアルバムをリリースさせて頂いたり、5周年記念物のリリースが続いてたので。で、オリジナルアルバムが出せてなかったので、今年入ってから、早くアルバム出したいっていう思いはずっと有ったので、やっと形になったって感じなので、本っ当に嬉しいですね!」
平「本人がそんだけ嬉しかったら、ファンはめっちゃ、もっと嬉しいっすよ!」
由「喜んで貰えると嬉しいんですけど。」
平「このタイトルの意味は、中村さんが考えたんですか?」
由「はい。考えました。TWILIGHTっていう時間帯の、夕暮れ、日が沈む直前の、一番影が長くなる時間帯であったり、一番影が濃くなる時間帯の、その感じが、自分達の音楽の深さだったりとか、そういう世界観とリンクしている感じがして。マイナーコードばっかりではなく、メジャーコードの明るい曲もするとか。プラスでもないマイナスでもない真ん中とか、明るくも暗くもない真ん中とか。そういう対極に有るものの、上手くバランスを取った、グレーゾーンの感じを出したくって、そういうタイトルにしました。」
平「なるほど。アルバムの芯になる曲は、ズバリどの曲ですか?」
由「『Anywhere』ですかね。この曲が出来た時に、『あぁ、1曲目だな。』って、ピンときて、1つの世界がまとまったというか、それくらい強いものを持った曲だったりしたので、歌うのも一番難しかった歌ではあったんですけど、この1曲の中に、自分達の求める音楽像というか、音楽性みたいなものが全部詰まった曲だったので、ほんとに難しかったんですけど、歌いきれた時に、『この曲だ!』っていうのがピンときて。」
平「結構、直感ですね。」
由「そうですね。やっぱり、感覚で聴くもんだったりするんで、音楽って。あんまり、深く解釈して、『ここはこうだから、こう!』っていう、そういうものをつけないで、パッと聴いた時に、何か引っかかる曲をチョイスしますね。」
平「自分達のインスピレーションを信じたいと。」
由「はい。」
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