本編

□七章「不協和音」
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七章 不協和音

 魔界暦二三六三年(光明二年) 碧樹の月(晩春)
国立魔法技術学校。
「おはよ、朔弥。」
「あ、シンリ…おはよう。」
「あれ…今日一人?巧夜は?」
「うん、一人。巧夜は、今日は仕事。」
「仕事?」
「ほら、巧夜は特別入学の枠だから。」
「あ、そっか。」


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