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□愛の言葉は賛美歌に乗せて
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「クリスマスにデートっ!!?」
「声がでかい。」
裏葉からの突然の誘いに、思わず声が大きくなる。
「デートと言うほどのものじゃない。ただ、近くの教会で歌を歌うんだ、ボランティアで。だから、聴きに来ないか?」
呆れた声で、けれど少し恥ずかしそうに告げる。
「行くっ!!絶対行く!!!」
すごく嬉しそうな祐喜の様子に、裏葉は少しだけ微笑みを零した。




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