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□普通科恋愛物語
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「あ、あのっ……そういうことじゃ……」


オロオロしてる蟹江君を残して、巴さんはこっちに向かってくる。


「桃園君、警備委員会に入りませんか?退鬼師の生まれ変わりであるあなたなら、いつでも大歓迎ですよ。」


って言われてもなぁ……;
いつもの事ながら蟹江君の視線が痛い。


「いや、オレは……やめときます。」

「そうですか。それは残念。」


今度は本当に残念そうに微笑んで、委員会に向かった。


「退鬼師の生まれ変わりだからっていい気になるなよ!」


いつもの捨て台詞を吐いて、蟹江君も委員会に向かった。
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