novel

□with you
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「…そんな訳にはいかないだろ?」



「……」



「仕事なんだし…」




「……」





毎朝のように繰り返される、ユノと俺の恒例の会話。



…仕事だから仕方がない…



それは俺だって分かってる。


だけど、ここ最近はユノの仕事が忙しくて、いつも一人寂しさを我慢していた俺は、


久しぶりに傍にいるユノを、今日だけはどうしても離したくないと思ってしまった。






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