novel
□power
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二人きりの狭い楽屋。
いつもはうるさいくらい話しかけてくるユチョンが、
今日は不自然なくらい静かだから、
「…どうしたの?」
僕は思わずそう聞いた。
「…ん?…なぁに、ジュンス?」
「…何って…、
僕が質問したんだけどな…」
既に僕の言葉なんて上の空で、
また自分の手元に視線を落としてしまったユチョン。
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