novel
□the sweetest drug
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「ねぇ…、ユチョン…ユチョンってば…」
もう何回目だろうか、さっきから呼ばれ続ける俺の名前。
でも、俺はそれに応えることも、ジュンスを見ることもしない。
「ねぇ…ねぇ、ユチョン…僕何かした?」
その言葉に、
俺は今まで雑誌に落としていた目線をジュンスに向け
「何それ?思い当たることでもあるわけ?」
とわざと声の色を消して聞く。
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