novel
□脳内メーカー
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U「な、何すんだよ!?」
J「ユノヒョン、まだ使ってないのを僕らが先に使うのがヤなんでしょ?
自分が一番に使いたいんでしょ?」
U「…はぁ?」
J「だから、貸してくれないんだよね?」
U「そんなんじゃねぇ…っ」
喋ろうとした言葉をジュンスの手が塞ぐ。
J「いいよ、恥ずかしがらなくて。
ユノヒョンって、子供っぽいとこあるもんね?」
U「…っ」
今まで見たこともない顔で微笑むジュンスには、
いつもの可愛らしさだけではない、「何か」があった。
J「じゃあさぁ、
今ここで僕と使う?
それなら一番に使えるじゃん?」
冗談なんだろうが…
ジュンスの目からは冗談とは思えない熱が伝わる。
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