novel
□脳内メーカー
9ページ/17ページ
俺の話を見事に受け流して、ジュンスはクローゼットの中から例のローションを見つけ出してしまった。
J「あっ、あった!!
あれ、まだ使ってないんだね?」
U「こらぁ!!何勝手に探ってんだよ!!!」
ジュンスの手からローションを取り上げた。
これは、ジェジュンの誕生日に使おうと思って買った特別なローション。
だから、まだ一度も使ってない。
何となく気まずくなった俺は、少しきつめの口調でジュンスに言った。
U「…全く!お前も、ユチョンに変な影響受けるなよな!?
アイツは変態なんだから!!」
J「…分かった…」
俯いてそう呟いたジュンスに良心が咎めた俺は、
ジュンスの顔を覗き込み、
U「ごめん、お前は別に悪くないのに…」
そう言った瞬間、
ドンッ
思ってもみない力でジュンスに突き飛ばされ、ベッドに倒れ込む。
・