REBORN!
□拍手
2ページ/3ページ
2/14 放課後の誰もいない屋上…。
「…いつまで待たせる気だよ、アイツは;」
屋上でアイツが来るのを何十分も待っている。
……いつもなら待たずに…いや行きもしないかもしれない。
けど…
わざわざこんな日に…こんな時間、こんな場所に呼び出すもんだから"期待"して来ちまったんだ…。
「ゴメン; 待ったよね、隼人;;」
荒々しく扉を開け入ってくるアイツ。
少しは女らしくしろよ、とか思ったりもする。
けど…
言えるわけがねェ。
……期待したオレが馬鹿だったってことか。
「…サンキュ。 でもいら
「で、これは私から…/;」
……は/;?」
目の前に差し出されたのは少しグシャグシャに包まれた一回り大きな箱。
「は、初めてつくったんだから文句言わないでよ;/?
…じ、じゃあ私はこれで帰るから…
バイバイ/;;」
帰り方も女とは思えねぇけど…
オレにチョコを渡すとき……誰よりも可愛い"女の子"に見えたんだ。
【 END 】