小説『神界大戦』

□(序章)神界大戦「後記」
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西暦25XX年1月18日
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あの日からどれだけの年月が過ぎたのだろう。。。
人が当然のように崇めた神々はこの世界から姿を消して、人々は新たなる歴史を創ることとなった。


必死だった。
生きることが、、、いや、なにもかもがだ。どこかで倒れるだろうって思ってたけど何故か生きてるな俺。

幸せ…なんだよな。これって。




なぁ。

なんで皆俺を置いてくんだよ。お前らだけ勝手に行きやがって!
なにか一言くらいあっても良いじゃんか!


独りぼっちに成る為に戦ったんじゃない。皆で、、、みんなで平和に暮らす為に戦ったんだ。

なのに。


どうして。



西暦25XX年1月20日
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お前等が居なくなってからやることが無くなった。
文章を書くことが大嫌いな俺がペンを握って紙と向かい合う始末、、、笑えるねぇ


ちぇっ。
居るとうるさいのに、居なくなるとなんだか寂しいぜ。



ってのは冗談だ(笑)
この何にもない時間が今は何よりも大切だぜ!

お前等死んでくれてサンキュー(はーと)



西暦25XX年1月25日
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おい!!カトル!!大沢!!
てめぇらに良い事教えてやる!

驚くなよ(ヶヶヶ)



なんと結婚する事になった!
え?
それは天然なのかって?
あったりめぇだ!大沢とは違うんだよ。

優しいし料理も上手いし、文句無しの可愛い子だぜ!うらやましいだろ!!
あ、そうそう死人は結婚式に呼べねぇからそこんとこ承知しとけよな。

西暦25XX年1月25日
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明日は曇りみたいだ。
雲間から夜の空が見えると何故か吐き気がする。。何でかな。
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