短編集

□使徒風グーテンモルゲン
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『タブリスー?』

………スー

『おーい?早くしないと昼ごはん食べちゃうよ?』

「うぇー…あと…5ふんー…」

『30分前からそう言ってるじゃないか…』

カヲルはやれやれと言った顔で幸せそうにムニャムニャ言ってるタブリスを見つめる。

(僕達は学校へ通ったりしないから、別に早く起きる必要はないんだけど、ある程度はきっちり生活しないとね…。)

今のタブリスを見ていると起きるのは夕方近くになりそうだ。

(仕方ない…これは癖になったら怖いけど…)


タブリスの顔にそっと手を伸ばす。




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