キリ番†小説
□愛してるの伝え方
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バカを
やってしまいました。
昨日…
悟空と悟浄と水浴びをしていて長居しすぎたせいか
39度8分という高熱を
だしてしまいました。
朝からダルいのはわかってたんですがね…
ジープの運転中倒れてしまったみたいで
愛しの三蔵に迷惑をかけたあげく宿に2日もとまることになって…
怒ってるんでしょうね。
――――――
―――
「ゴホッ…ゴホ。」
「八戒ぃ…大丈夫かぁ?」
寝込みっぱなしの八戒の
そばで子猿…もとい子犬のような顔をしている悟空。
自分と長居したせいと責任を感じているようで
こうやってずっと八戒につきっきりだ。
「ハァ…大丈夫ですょ、悟空。それよりあまり近くにいないほうが。
あなたまで風邪をひかれたら困っちゃいますからね。」
八戒は無理やり笑う。
「そうだぞ、悟空!!
お前までひかれたら俺の仕事が増えるっつの;;
あっ♪でもバカは風邪ひかねぇからなぁ##」
「バカじゃねえよ!!このエロ河童!!!」
――バン!!
つい大きな声を出してしまった悟空の顔の横を鉄の鉛が通りすぎた。
「るせぇよ。
悟空。悟浄と一緒に買い出し行ってこい。
買うもんはわかってるだろ。」
そういうと三蔵は部屋をでていった。
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