遙か夢弐
□銀色の獣と白龍の神子
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「恥ずかしすぎて憤死する……っ」
なんで望美ちゃんの前でべろちゅーかますかな、知盛のあほ!!
「……死ぬなら俺の上で死ね」
「ぎゃあ!
だから突然出てこないでって!!」
「……ずいぶん、神子殿と楽しそうにしていたな……?」
「……う?」
「……もう少し、俺のものだという自覚をしろ……」
「……もしかして、嫉妬した、とか? あははまさかねだって神子様女の子だし……!」
笑い飛ばした私は盛大に真昼間から褥に転がされてしまった。
ええええ!?
こんなのアリですか!?
超絶不機嫌な顔で上から睨みつけられて……私は逃げ場を失いました。
……図星だったみたいです。
2011/9/21