乙女ゲーム夢2

□どデカすぎる愛
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「かわいい……」



ぎゅっと抱きしめられて私はきょとんとした。




「レン? どうかした?」




「俺のレディはなんてかわいいんだろうと思って」




至近距離でにこりと笑われて、私は無言を保った。



「……」



何かしらの反応を返したら負け。レンが満足いくまでしたいようにさせてればいいんだから。



「……そう」





「ああ。この柔らかい頬もさらさらの髪も全部好きだよ」




「……」








変態くさい、なんて言ったら負け。


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