乙女ゲーム夢4
□ごめんねの気持ち2
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晴れて恋人同士になれた。
そう思ってたのは私だけだったの?
かわいらしい女性と楽しそうに食事をする緒方さんに胸が痛んだ。
「どうした?」
「え、あ、ううん」
首を横に振ってお兄ちゃんの後ろについて歩く。
「ほら、こっち来い。ここのドルチェが美味しいって噂でな」
頭をぐいっと抱き寄せられてたたらを踏んでお兄ちゃんに半ば抱き着くようにして態勢を整えた。
「ちょっと!」
「ああ、わりぃわりぃ」
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