乙女ゲーム夢3

□ごめんねの気持ち
1ページ/4ページ




「ほらほら早く出てきてよ」


にやにやと面白おかしそうに言われて悔しく思いながらも私はお風呂場から姿を現した。


「お、かわいいな」



「〜〜〜〜っ」



かぁっと顔が熱くなる。

こんな、いやらしい、透け透けのネグリジェで異性の前に立つことがあるなんて誰が思った!?



「あ、の、もう、いいですか……?」


「まだ。全然見れてない」



すげなくそう返されて撃沈しながら自分の編集者としての運の悪さを呪った。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ