その他夢2
□幸せひと時
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「そうくん、送り迎えはいらないよ」
「僕は不要ですか?」
「そういうんじゃなくて…」
そうくんが私のSSになってくれたのが最初嬉しかった。
でもきっと家からの命だろうと思うと遣る瀬無くなって、私の後を追いかけるように凛々蝶がこのマンションに入ってくると知って、余計に切なくなった。
きっとそうくんは彼女のSSになりたいはずなのに。
既に私のSSをしているから凛々蝶のSSになれなくて。
「私じゃない人のSSになっていいんだよ、そうくん」
「僕は名無しさん様のSSです」
「・・・・・・」
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