その他夢
□小猿と鬼教官の恋物語1
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「ねぇねぇ郁! すこし待ってって言って……うわっ!」
「あ、ぶ……っ!」
何もない場所でつんと足をひっかけ倒れそうになったところを誰かが受け止めてくれた。
お礼を言うべく顔を上げた私はさっと血の気が引くのを感じつつひきつり笑いを浮かべた。
「ど、どーじょーきょうかん……」
「……っの! 注意して歩けと何度言えば気が済むんだお前は―――!?」
「す、すみませーん!」
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