ブラザーズコンフリクト夢

□侑介
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「ば!? おおおおおおおおま! お前っ! 何やってんだよぉおお!?」





真っ赤になってそう叫んだ弟君に私は軽く片手を振った。





「ごめん、ちゃんとパンツはいてるから!」





タンクトップはさすがに、と思って長めのTシャツにパンツをはいている。

安心して、という意味を込めてそう言うと侑介くんはさらに真っ赤になってぶんぶん首を横に振った。





「んな問題じゃねぇってーの! 恥を知れ恥を! 恥じらいを知れ!」






「わぁ、おもしろい。恥と恥じらいかけたんだ?」





心底感心したのに真っ赤な顔の侑介くんはむぅっとした顔でぎゃんぎゃん騒ぎつつ、でもちらりと私の足を見る。




――――うーん、かわいいなぁ。この子いじめる椿くんの気持ちわかるなぁ。





でもそんな風に思っていることが知れたら男のプライド丸つぶれだろうから黙ってにこにこしてみる。





「ごめん、もうちょっとしたらちゃんとズボンはくから。お風呂上りって暑いんだもん」





「だもんじゃねぇ! だもんじゃ! お前俺より年上なんだからしっかりしろって……っ!」




「・・・・・・心配してくれてる? ありがと」





「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」





(新しい習慣となり)





2013/07/09
 

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