三国恋戦記夢

□つい・・・・・
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「……そうくっつかれると、何も出来んのだが」






戸惑ったようにため息交じりに吐き出された言葉に、私は我に返って飛びのいた。

















「ご、ごめんなさい! つい……っ!」






「いや……別にかまわないが。どうした? 熱でもあるのか?」




心配そうに言われて私はぶんぶんと首を横に振った。




「いいえ、健康体です!」



不思議そうな顔をする玄徳さんに謝罪か何かを叫んで私はだっと駆け出した。










やってしまったよ私のあほ―――――!



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