その他夢2

□交錯する思いは持ち越され
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彼は、僕がずっと待っていた人だった。








好きという感情を、どういう風に扱えばいいのかわからなくて。


手紙のあの人だと分かってからもどう接すれば一番いいのかわからなくて、結局僕は人を不愉快にさせる言動しかできなくて。


それでも彼は、微笑んでくれた。




僕も会いたかった、と言ってくれた。



けど彼にはもうすでに思い人がいる。





青鬼院家の名無しさん。

昔から友人の彼女が、御狐神くんの好きな人で恋人なんだ。







それを肌で感じて、それからずっと僕は諦めるきっかけを探している。

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