遥か夢

□うんめい
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「リズさん、私はあなたが好きよ」








一世一代の告白だった。

幾度も戦場を共にした。
幾度も背を預けた。
幾度も救ってもらった。







なぜ強くあろうとするのか、理由を聞いた。







聞いた時は少しならず嫉妬したけど、でもそれがなかったら私はきっと今の彼とは出会えなかったのだと思うと感謝した。











いつからひかれたのか、特別になったのか、そんなもの、わからない。




でも今現在好きなのだから、それでいいのではないかとも思う。















私の告白を聞いた時、彼はすごく驚いた顔をして私を見た。











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