Novel FA

□Weiβ Wurst
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鼻をくんくんさせながら尋ねる。
「なになに?昼飯?」
「白ソーセージですよ。エドワードさんも食べます?」

「おお、食う食う」



即答して席につくと、アルフォンスはボイルしていたソーセージを皿に盛り食卓に並べてくれた。
太めの白いソーセージから湯気が立ち上っている。

「おっうまそ!いただきまーす!」

すぐにがっつこうとしていると、アルフォンスが声をあらげた。


「あっエドワードさん!」

「ん?」

「白ソーセージは皮をはいでから食べるものですよ?」

「え、そうなの?」


俺の右手にはフォークにぶっさしたソーセージがある。アルフォンスは苦笑いをすると、見兼ねたようにナイフとフォークで自分のソーセージを綺麗にはいでみせた。
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