和泉家の事情

□Tutor
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昨日の勇哉の恥態が頭から離れない。
勇哉が寝てる間も暴走しそうな下半身を押さえるのに苦労した。

ボーっとする頭を振って覚醒させる。

携帯のアラームが7時を知らせた。
それを止めようとしてフと勇哉の下半身が目に入った。

あ‥
勇哉が、勃起してる。
何故か感動した。

勇哉の初朝勃ち。

ソッとズボンを脱がしてみるとまだ幼い小さな性器が下着をふんわり押し上げていた。
顔が弛む。
可愛い。

無防備に眠る勇哉と昨日快楽に喘いでいた勇哉が交錯する。

下着の上から性器の先端をクルクル撫でる。

「う‥‥んン」
違和感に勇哉が目を覚ました。
ぼんやりと視線をさまよわせてから俺に焦点を合わせた。

「あっ‥ん、爽兄?んんっ!」

ピクピクと身体を震わせて俺の手を遮ろうとする。

「気持ち良い?」
顔を寄せて尋ねると勇哉は目に涙を溜めて見返す。

「アッ、な‥に?んンッ触んない‥で‥やだ」

幼い身体は快楽を受け流す事が出来ず、苦し気に震える。
起き抜けに性器を扱かれ、意識がついて来ないようだ。
それでも身体は敏感に反応する。

「アッアッアッ」
ビクピクと摩擦を繰り返し性を吐き出した。

勇哉は真っ赤になって視線を反らせる。

頬を撫でながら抱き寄せると、勇哉も俺の背に手を回して抱きついて来た。

「昨日辛くなかった?身体は大丈夫か?」
尋ねると、ウン‥と小さな声で返事をした。

その返事を聞いて、勇哉の背中を擦っていた手を尻の割れ目に滑らせた。
途端にビクッと震える勇哉。

「大丈夫だから。力を抜いてな」
言いながら指を後孔に押し当てる。

「ふっ‥」
ギュッと俺にしがみついて挿入の不快感に耐えようとする仕草が可愛くて仕方ない。

ゆっくり押し付けると、クプンと音を立てて指を呑み込む。
勇哉の中はまだ柔らかいままで熱を持ち、昨日の余韻を残していた。
すぐに指を二本にして掻き回す。

クチュクチュとイヤらしい音に勇哉が泣きそうな顔をする。

「あ‥音‥‥や、だぁ」

「恥ずかしい?」

瞳を覗き込んで尋ねると小さく頷く。

「昨日はもっと恥ずかしい事したのに」
笑いながら言うと
「やっ、言わないで」
震える手で俺の口を塞いだ。
その手をペロッと舐めると慌てたように手を引っ込めた。
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