頂き物

□ガンバレ土方クン!
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「淫乱な土方くんのアソコへと手を伸ばしちゃおうッ♪
染められた頬にキスしてッ銀さんの本領発揮〜☆♪」

"残酷な天女のテエゼ"のサビの部分を改造&歌いながら真撰組の玄関のインターホンを鳴らしたのは真撰組副長の土方十四郎の恋人、坂田銀時である。









ガンバレ土方クン!












「土方さんなら今日は臨時の仕事が入ってていやせんぜィ。」
出迎えてくれたのはサディスティック王子こと沖田総悟だった。

いない…Why?なぜ!?

「だから臨時の―…」
「土方くんの馬鹿―!!!!!淫乱―!!!」
銀時はメイちゃんのように泣き出した。

「沖田くん!!土方くんはいつ帰るの!?」
「さぁねィ…暮れには多分。」
「ちょいとお邪魔させていただくよっ!!」
銀時は"涼宮晴子の憂鬱"の鶴屋さんのようにズカズカと部屋の中に入っていく。

「土方くんが帰ってくるまで、銀サン土方くんの部屋で待たせてもらいまッす!!いいよね??ネ沖田くん!!!」

「誰が『ネ沖田』だコノヤロー。…俺は痛くも痒くもね―んで、好きにしてくだせぇ、旦那。」

じゃあ、俺は仕事あるんで、と言って沖田はアイマスクを装備して出ていった。今から仕事じゃないのか。

部屋には銀時ひとり。


「……フフ…フフフ…!!!!アーハッハッハッ!!!銀さん頭ぅい―ぅい―(イイ)!!」
そう(心の中で)叫んで手を伸ばす。

伸ばす先は箪笥。衣類等をしまう、あの箪笥である。

「土方く〜んの下着ィ〜は何処かなぁ〜?っと☆」
…どうやらこの男は最初からコレを狙って真撰組に来たらしい。
変態と言うより、もはや悲しすぎる漢、坂田銀時。

「土方くんはトランクスかなぁ?それともブリーフ…?////」
とかなんとか一人ニヤニヤしながら箪笥を漁っていると…

ふすまが空いた。

ふすまの向こうに立っていたのは…

「…ナニ…やってんだテメェ…」
この部屋の住人、坂田銀時の恋人、土方十四郎だった。

「…ア…アレ??土方クン臨時の仕事は…????」

「ァア?んなもんね―よ。……お前は一体ナニしてんだ?」

どうやら沖田にハメられたらしい。最初から沖田は銀時がこういう行動を起こすだろうと予測していたのだ。
さすがである。

「…え…えと、土方クンの下着を1、2枚拝借しよ―かな―って…思って……エヘ☆」

「…そんなもん盗んで一体ナニに使うンだ…?」

「え…ナニってナニに使うに決ま」

「いっぺん死ねェエェエェエ!!!!」

















●End●
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