短編

□★そんな日の夜
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最近大学やバイトが忙しくて、銀時とゆっくり会っていなかった。


すると昨日の夜、


「土方くーん。銀さん土方不足で死にそうなんだけどどうしよう?」


なんてふざけた電話がかかってきた。


とりあえず、勝手に死んどけと言って電話を切ったのだが、その後も電話、メールと交互に(それこそストーカー並に)きたので、いい加減切れた俺はつい今日バイトが終わったら行く、と言ってしまったのだ。



…まぁ、俺が会いたかったというのも少しはある…





そんな訳で、バイトが終わって俺は今銀時の家の前に来ているのだが。


「いねーのかよ…」


そう。


バイトが少し早く終わってしまい、約束の時間より早く来たからか銀時が部屋にいないのだ。


当然鍵はしまっているし、合鍵なんて便利なモノは持っていないので、必然的に廊下で待たなくてはいけない。


コンビニにでも行って時間を潰そうかと思っていると、コツコツと靴音が聞こえてきた。


音のした方に顔を向けると、そこにいたのは…


「銀、時…?」


そう読んでしまうのも仕方がないと思うくらい銀時にそっくりな男が立っていた。



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