捧げ物

□ユビキリゲンマン
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土方は銀時が言った言葉に少し目を見開いてから…



「…アホか。」



と、苦笑しながら一言。



そんな土方を見て、銀時はふわりと笑う。



そして…




「アホでもいい…会いたかった…」



そう言いながら、ゆっくりと土方を抱き締める。



「っ…!お前ここどこだとっ…」



抵抗しようとした土方だったが…



「ホントに…会いたかった…」




そう言う銀時の声が急に悲しそうなモノになったので、抵抗をやめた。



「…そんなに会って無かったか…?」



土方は少しすまなさそうにそう聞く。



「18日間。」



「数えてんのか…」



即答した銀時に土方は呆れたような声でそう突っ込む。



「ホントは毎日でも会いたいのに、20日も我慢した銀さん凄くね?」



「何か増えてんぞコラ。」


「だって、俺が今日来なかったら、20日くらい簡単に越えてたじゃねーか。」



「…そんなことねーよ。」




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