捧げ物

□ユビキリゲンマン
1ページ/7ページ





ある日の昼下がり…



「多串くーん。あっそぼー。」



真撰組屯所前では、坂田銀時がそんなことを叫んでいた。



しかし、先程から2、3回同じことを叫んでいるのに、中からは全く応答がない。



「…多串くーん。マヨラーでヘビースモーカーで瞳孔開いてて口は悪いけど、夜はすげーかわい…ぶっ!」




銀時がそこまで言った瞬間、どこからか刀の鞘らしきモノが飛んできて、銀時の頭に直撃した。




「黙れ、クソ天パァァァ!!!それ以上言ったらぶっ殺すぞコルァ!!!!!」




そして銀時の愛しい恋人である真撰組副長土方十四郎が、額に青筋を立てて出てきたのだ。




.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ