ご愛読ありがとうございました!
長編の中から好きな場面だけ選って書くという非常に読み手な優しくない文でしたが、私は楽しかったです!

ちゃんと書くと長さが三倍くらいには跳ね上がるhalfですが、後日談とかほんっっとに読者様置き去りですよね…申し訳ない…(笑)
アツヤのお話に関しましては、機会があれば書きたいなぁと。
飛田と吹雪のやりとりなんかも、視点が主人公固定だったがために書けなかったので。

今回halfを書こうと思ったのは、自分の中で「アツヤ」がどういう設定かっていうのを発信したかったのと、「ヒロイン吹雪」をやりたかったからです。
二期の吹雪のヒロインっぷりは他の追随を許さない。

主人公は作者がびっくりするくらい吹雪に対して献身的で、強い子になりました。
当初は物語の後半で「私だって助けて欲しかった」という台詞を言わせようとしていたんですが、そんなこと言うような性格じゃなくなってしまって…(笑)
飛田(アツヤ)との話で、泣いて縋るような展開を想定していたのに見事にあぼんです\(^O^)/

中盤で「これアツヤ夢じゃね?」と何度か思いましたが、ちゃんと吹雪に真っ直ぐになったかな。
電柱を力いっぱい蹴り上げて自分から脚を壊しにいくシーンとか、彼女が物語の中でそう動いたのであって作者は全然考えてなかったので実に痛々しかったです。
まぁおかげで照美をちょっと出せたんですけどね(笑)

halfの全貌を書くとなると、飛田杏子の物語を知る必要があるんです。
ほんとは吹雪より先にアツヤの話を書くべきだったんですねw
だからこんな飛び飛びかつ超展開なお話になっちゃったんですけど…(笑)
豪炎寺さんの話とか、円堂キャプテンの話とか、書いてないシーンめちゃくちゃあるんですよね。

でもこれでいいのです。だって主人公は吹雪のことしか考えてませんから(笑)
よその話は彼女の視点で展開してくにおいて必要ありませんからね。

最後の最後、初めて吹雪に「してやられた」エーデルワイスの彼女。
今後二人が、どんな風に寄り添っていくのか、私も非常に楽しみです。

真っ白な雪に抱かれながら咲く花。
こうやって書くと、やっぱり吹雪の言うとおりなんですね(笑)




2012/03/05

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