鋼小説
□誰の為に生きている?
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気付いた時には暗闇の廃墟に居た。
唯一、辺りにある明かりはランプがただひとつだけ。
薄暗く、ここが廃墟だという以外はわからなかった。
“なんで俺…こんな所にいるんだ…―?”
ぼんやりとする頭を、なんとかハッキリさせる為に、何故こうなったのかを思い出すことにした。
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