鋼小説

□恋愛感染経路
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……ハァ…ハァ…



満月の夜、街中を急ぐかのように走る男の子の影が一つ…

街の人々は、必死に走る彼をみて


何をこんなに急いでいるのだろうか?

何故…彼は泣いているのだろうか…?

と、街の人達が振り返る。





    見ないで…



惨めになるから……




辛くて…心がもっと痛くなるから……―


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