小説

□14話 体験学習はトラブル続き?
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「朝食に遅れるー!!!」

ようやく起きた時には、朝食まで後10分。
由稀菜達は急いでロッジを出た。
ギリギリで中に入り、指定された席につく。

「危なかったね、由稀ちゃん。」
「里奈が起きなかったからでしょうが!」

もー、と言いながら椅子に座る由稀菜。
由稀菜の班のメンバーが座り終えたと同時に千晴が現れた。

「千晴。何処行ってたの?」
「ちょっと散歩してて・・・。」

苦笑いをしながら由稀菜の隣に座る千晴。
そんな千晴に、誘ってくれればよかったのに、と言う由稀菜。

「だって、由稀ちゃんよだれたらして寝てたんだもん。」
「ちょっ!!よだれなんて垂らしてません!!!」

アハハ、といつものように笑いあう由稀菜の班。
そして、そのまま楽しい朝食が終わった。





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