少年部屋
□色の無い夢
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「…あっ、か…ぅんんっ」
忙しなく、眉根を詰めた様に寄せては…。
喘ぐ間に、俺の名を。
切なく、か細く裏返る声で…呼ぶの。
それだけで…上がる。
それだけで、全てが満たされていって。体の中をナニかが支配してくんだけど…あぁ。
…あぁ、また満たされてしまっただから。
…きっと。今日も俺は『アノ』夢を見るに
…違い、ないのだ。
『色の無い夢』
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