The winter when there is not you


目を閉じて決して視線は合わせないでお互い何も言わずに
かすかに残る温もりをこの手に残して
今まで向けたコト無かった背中は白く塗りつぶされて見えなくなった

忘れたくなくて
私の足は凍ってしまったかのようにそこから動けなかった
手は真っ赤にかじかんで
感覚もないけれどふれた感触はなぜか残ってる
あなたがくれた季節はずれの一輪の花はどんな意味があるのですか?


言えない手紙
美しかった花びらは崩れ落ち私の思いを裏切って白く灰になって消えていく
温かいスープもベッドも一人ではむなしいだけ
もう何もないのかしら…
もう一度あなたの手で抱きしめてほしい


空は光をさして
帰りを待っている雪だるま
悲しいのか嬉しいのかわかんなくて…
だけど何もなかったわたしの心にうつったのは
色鮮やかに咲き誇る沢山のあの時の花
何色にも染まらない
マーブルにじんわり渦巻くわ
ナミダのせいかな?
初めて見たときよりキラキラしているのは
懐かしくて笑い声もなんだか愛しい
あなたの温もりずっと感じていたい
わたしははだしなのも忘れて…
スカートひらひらさせて舞踊るの




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