復活夢
□君に感謝
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「スクアーロ…か」
その者は窓から月を見上げた。
「また、厄介なのに当たったな」
独りごちる者は本来の部屋の持ち主ではない。
電気を点けていないそこは淡い光だけが降り注いでいた。
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