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□市日
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ホントに邪魔する気はないらしくて大人しく乱菊に出されたお茶やお菓子を食べている
ただ一つ気になる事は日番谷を満面の笑みで何時間も見つめている事
日番谷はそれが気になって仕方ないが一応邪魔はしてないので何も言えない
てかこの糞忙しいときに市丸が居るだけでホントは邪魔なのだが、日番谷本人はそう思ってはないらしく恋人とゆうのは怖いものだ
「隊長、四番隊の書類全て終わりました」
「あ、ああご苦労だったな、届けたら上がっていいぞ」
「ありがとうございます!お疲れ様でしたー!」
一人の隊員がハイテンションで出て行くと、また次々に自分の仕事を終えた隊員らが、日番谷に了解を得ようと行列を作っている
日番谷は軽く書類の確認をしてどんどん了解をしていく
それが三十分程続き最後の一人の了解を出した
「はあ〜疲れた…」
日番谷と乱菊と市丸だけとなった部屋にはさっきまでの騒がしさが嘘のような静けさが漂っている
「お疲れ様です、ってまだ終わってないんですね;」
「えぁ??」
机を見渡せばまだ未処理の書類がまだ大量にあった
「……」
日番谷は伸ばしてた体をもとに戻し静かに印を持って仕事を再開した
「ふーゆ」
「何だよ」
「手伝いましょか??」
あまりにも日番谷が可哀相だったのか、サボり魔の称号をさずかった市丸が自らやると言っているので日番谷も乱菊も口を開けてアホ面をしている
「あ、あんた正気?熱でもあるんじゃないの?」
乱菊は市丸と自分のの額に手を当て体温を確認する
「失礼な人達やなぁ、可愛い恋人が困ってるんやから助けたるのは当たり前やろ」
えっへんと自信に満ち溢れた市丸にたいして二人は疑いの目を向ける
「何か企んでじゃねぇだろーな」
「なわけないやろ、そこまでヤらしくないわ」
日番谷は市丸をじーっと見て一つため息つく
市丸はとゆうと睨まれてる事なんかお構いなしに日番谷に近付き机の上から半分以上の書類を取ってお菓子が散乱してる机にドンッと置いた
「お、おい!」
「冬、判子」
ビシッと手を出してかっこよく決めてみたらしい市丸
そんなのにトキメクはずのない日番谷はごく普通に判子を渡した
すると市丸はマッハを超えそうな勢いで次々に印を押していく
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