ー朝顔ー
□ペットの主張
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土方さんは、いつも
山積みの書類を
文句を言いながらも…
書類を処理します
いつも仕事が忙しいと
分かってるけど…
私は、それでも
構って欲しい…
こっちを向いて欲しくて
私は…足に付けられた
鎖を土方さんの近くで
ジャラジャラ鳴らすの
向いてくれるまで…
土方さんは、舌打ち
しながら振り返り…
瞳孔を開いて
私に威嚇するけど
全然怖くない…
だって…私を見てくれた
でも…すぐに仕事に
戻ってしまう
私は、もっと土方さんに
構って欲しくて…
胡座をかく土方さんの
膝の上に、私は跨り
仕事の邪魔をする…