―白夜―
□睡瀲稞ーすいれんかー
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定かでない何かを真実を求めて固執した
顔に張りついた笑顔を見る度に、心が痛むのです
あなたが、私に向けてきた笑顔が全て、偽りだったと知った悲しみを察して下さい
私は、ただ一途に、あなたを慕っていました
しがない役にも立たない私には、おこがましい事だと分りました
だから、この悲しみの傷が拡がる前に私は、あなたの元を去る事を選びました
・・・辞隊届けの受理をお願いします
『なんやの・・・これ・・・意味わからへんよ』
あなたが震えていたのは、私が、あなたを裏切ったからですか?
私は、あなたのホントの笑顔が見たかっただけなのです